2022年度
12月20日
「OTS」から「GQ(ジーク)」へ水と電気の自給自足を提案する住生活プロジェクトの
システムブランド名称変更のお知らせ
当社100%子会社である株式会社TOKAIが、雨水と太陽光を使用した生活水・電気の完全自給自足を実現し、災害等による断水・停電の発生時にも普段と同じ暮らしが可能な近未来の住生活プロジェクトのシステムブランド名を「OTS」から「GQ(ジーク)」に変更することを下記のとおり、お知らせいたします。
当社グループは、TLC(トータルライフコンシェルジュ)のビジョンのもと、ガス、インターネット、CATV、アクア、電力といったお客様の生活に密着した生活インフラサービスを幅広く提供し、また住環境分野においても住宅事業・リフォーム事業を展開・提案し、今後も地域・社会の課題解決に貢献できる商材・サービスの提供に積極的に取り組み、顧客満足度向上に努めてまいります。
株式会社TOKAI
「OTS」から「GQ(ジーク)」へ
水と電気の自給自足を提案するシステムブランド名称変更のお知らせ
株式会社TOKAI(本社:静岡県静岡市、代表者:小栗 勝男 以下当社)は、雨水と太陽光を使用した生活水・電気の完全自給自足を実現し、災害等による断水・停電の発生時にも普段と同じ暮らしが可能な近未来の住生活プロジェクトのブランド名を「OTS」から「GQ(ジーク)」に変更いたします。
同時に「OTS」の開発で培った当社独自の雨水活用技術を更に進化させた雨水利用設備を、【GQシステム Light-Plus(ライトプラス)】として新築あるいはリフォームをご検討中のお客様へ提案・販売してまいります。
図1「GQ」ロゴデザイン |
■ 名称変更について
新名称【GQ(ジーク)】の語源と意味合いは以下の通りです。
・GQ = 自給(必要なものを自分で用立てる)
・Gain Quality(ゲイン クオリティ) = 高品質を確保
⇒ 「雨水から水を、太陽光から電気を作り、化石燃料に頼らない暮らしを実現する」
という先進的な住環境を表現しています。
※ OTSプロジェクトの一環として2017年10月に建設した【OTS島田ばらの丘コンセプトハウス】ならびに2022年7月に公開した【OTS VIRTUAL MODEL HOUSE】は、今後名称を【GQ島田ばらの丘コンセプトハウス】、【GQ VIRTUAL MODEL HOUSE】と改名いたします。
■ 「GQシステム Light-Plus(ライトプラス)」
この度、販売を開始する「GQシステム Light-Plus」は、「雨水利用をもっと手軽に、日常生活の一部として取り入れる」というコンセプトで開発しました。普段の暮らしの中での雨水利用はもちろん、万が一の断水・停電時にもご自宅で【5日間の自立した生活】を可能にします。
Light-Plusの設備には、宅内での雨水利用を可能にする初期雨水カット設備付き雨水タンク、電気の自給自足を可能にする太陽光発電パネル、ポータブル蓄電池などが挙げられます。
≪GQシステム Light-Plusの仕組みについて≫
【雨水の中水利用】(平常時・断水時)
- この仕組みでは、まず家の屋根に降った雨水を、汚れの多い初期雨水をカットしながら専用のフィルタを通し、雨水タンクへと貯水(最大容量:720ℓ)します。
- 雨水タンクに貯められた雨水は、トイレ洗浄の給水配管・洗濯機の給水配管・外部の散水栓へとそれぞれ供給され、普段から生活用の中水として使用できます。一日およそ160ℓ分(4人家族想定)の生活水をこの雨水で賄うことができるため、環境にも優しく水道使用料金の削減※にも貢献します。なお、雨水タンクの貯水量が少なくなった場合は、バックアップ用水として水道水(公共水道)がタンク内に供給されます。
- 断水が発生した場合は、雨水タンクに貯められた水を生活水(トイレ洗浄、洗濯用)として利用できるほか、煮沸することで洗顔などの清潔水として活用することも可能です。断水時の生活水の使用量を132ℓ/日(4人家族想定)に節水することで、最大5日間※は自宅で自立した暮らしを送ることが可能です。
※ 水使用量(4人家族想定):160ℓ/日×30日=4800ℓ/月
≪静岡市の場合≫一か月あたりおよそ320円(税込/基本料金・下水道料金含まず)の水道料金削減。
※ 断水発生時、雨水タンク内に660ℓ以上の水が確保されていることを前提としています。
【雨水の中水利用】(平常時・断水時)
- 平常時、太陽光発電パネル(出力5.0kW相当)がある暮らしは、太陽光によって創り出された環境に優しい電気を自家消費することにより、二酸化炭素の排出量を削減するとともに電気使用料金の削減※に貢献します。
- 停電が発生した場合、日中は太陽光発電設備に常備された自立電源を介して、予め設定した特定回路(冷蔵庫・テレビ・洗濯機・専用照明・専用コンセント・圧送ポンプ・ポータブル蓄電池)に電力を供給※(最大出力1.5kW)し、自立した暮らしを送ることが可能です。
- 停電時の夜間は、ポータブル蓄電池(最大容量:1.2kWh)に貯まった電気を使い、特定回路に電力を供給※(最大1.0kW)します。夜間も冷蔵庫の電力を5時間確保するなど、電気の自立が可能です。なお、翌日の日中に太陽光発電パネルで創り出された電気により、再度ポータブル蓄電池への充電を行います。
※ 電気使用量(4人家族想定):15.0kWh/日
≪静岡市の場合≫一カ月あたりおよそ2800円 (2021年9月/中部電力の料金表から算出)の電気料金削減。
※ 太陽光発電設備を設置しているだけでは、停電時に宅内に電気を供給することができません。Light-Plusは専用の分電盤を設けることでこの問題を解決し、あらかじめ設定した特定回路に電力の供給が可能です。太陽光発電パネルを、電気使用料金の削減だけでなく、停電対策設備として活用しています。
※ ポータブル蓄電池だけでは、停電時に宅内に電気を供給することができません。Light-Plusは、専用の分電盤を設け太陽光発電パネルとポータブル蓄電池を連携しました。停電時、日々充電と電気の供給を繰り返すことにより停電対策設備として活用しています。
図2「GQシステム Light-Plus」イメージ図(平常時)
「GQシステム Light-Plus」の詳細はこちらのオフィシャルサイトにてご確認いただけます。
「GQ島田ばらの丘コンセプトハウス」のご見学予約や、資料請求などのお問い合わせにつきましてはこちらのフォームよりお願いいたします。