仕事と先輩の声
プロフィール
●氏名:市川 ●出身学部(最終学歴):電気通信学部
●所属:情報通信事業(システムエンジニア) ●入社年度:2012年
現在、どのようなお仕事をされていますか?
お客様が使用しているシステムをより良いものに改善していく開発業務と、同システムの問い合わせ対応を行っています。開発業務ではお客様の要望を聞き出すことから始まり、要望を実現できる案を考えています。
システム化で対応できる場合は、対応方法を提案し、システムの設計、プログラミング、テストを行います。システム化で対応できない場合は、お客様の業務改善を提案しています。
問い合わせ対応では、お客様の疑問に対して回答をする業務を行っており、お客様とのやりとりからシステムの改善へとつなげていくことも行っています。
実際に仕事をしてみて、働く前に抱いていたイメージと異なっていた部分はありますか?
入社前、私はSEと聞くとパソコンに向かって1日中仕事をしているというイメージがありました。しかし、実際仕事をしてみるとお客様との打ち合わせで外出をしたり、先輩や上司と打ち合わせをするなど、人と接することが多いことに驚きました。
仕事はパソコンを使って行うため、パソコンを触ることは多いですが、システムを提供しているお客様もシステムをつくっている私たちも人であるため、人と関わることは必要不可欠な仕事であると感じています。
仕事に慣れるまでに苦労した点や、先輩社員から受けた指導などで、思い出深いものはありますか?
お客様との打ち合わせに初めて参加した時です。打ち合わせではお客様の要望について話がありましたが、私は話の内容を十分理解することができずにいました。すると上司からお客様の要望が生まれる背景から考えてみるようにアドバイスをもらいました。そのアドバイスを意識すると、要望の背景にはお客様にとって良いこと、避けたいことがあることが分かり、お客様を理解することの大切さを実感しました。
打ち合わせではお客様を理解することで、何がしたいのか分かるようになり、現在でもお客様の立場にたって考えることを意識しています。
「これは嬉しかった!」「やりがいを感じた」というエピソードはありますか?
お客様にシステムの担当者として認められたときです。私は1年目から上司と担当システムの開発を行っています。業務では、お客様からシステムに関する質問を受けることがありますが、常に上司が質問を受けていました。しかし、打ち合わせに参加したり、自らお客様に連絡をすることで、お客様と情報を共有できるようになり、その結果、直接質問をして頂けるようになりました。
このように自分が関わっているシステムのお客様に、担当者として認めてもらえたときの出来事はとても印象深く残っています。
入社後、自信がついたスキルや、今後伸ばしていきたいと感じるスキルはありますか?
入社前と比較しプログラミング技術やIT業界の知識は身に付いてきました。入社当時は、どの技術をどのように使えばシステムが動くのか分からず、上司や先輩からアドバイスをもらう日々を送っていました。しかし、現在ではシステムが動く仕組みを踏まえて、どの技術が効果的なのか選択できるようになりました。
今後はお客様がまだ気付いていない快適さを提案できるようになりたいと考えているため、お客様が日々思っていることを聞き出すことや、そこからお客様の要望を見つけ、要望を実現する知識や技術を身につけていきたいと思っています。
今後は会話をする相手が本当は何を望んでいるのか。言葉の裏にある真意を捉えて形にできるような、一歩進んだコミュニケーション力を身につけたいと考えています。
現在の仕事には、どんな性格の方がピッタリだと思いますか?
人と協力して仕事をするのが好きな人、根気強い人。