仕事と先輩の声
プロフィール
●氏名:二村 ●出身学部(最終学歴):工学部
●所属:住宅建築不動産事業 ●入社年度:2014年
現在、どのようなお仕事をされていますか?
住宅の現場監督をしています。
この仕事は自分ひとりでは出来ず、業者や職人と協力し1つのモノを造り上げていかなければなりません。お客様と打ち合わせをし、業者や職人とも打ち合わせをし、細かいところまで考えていく必要があります。
また現場だけでなくどの業者にいつ施工してもらい、いくらで施工してもらうか金額も決める必要があります。
現場では人が動いているため機械のように一定に進むわけではなく、遅れが出てきたりしますが、そこを上手く修正して現場がスムーズに進むと面白い仕事だと実感します。
実際に仕事をしてみて、働く前に抱いていたイメージと異なっていた部分はありますか?
建築業には怖い人が多いイメージが強かったですが、実際に仕事をしていると、基本的に業者や職人の方は気さくな方が多く、まだ新人の自分の指示を聞いてくださったり、分からないことを丁寧に教えてださったりします。
また「仕事=一定のことをこなす」ことだと思っていましたが、現場では、図面上だけでは分からない予期せぬことがたくさんあり、その解決策を上司や先輩や職人の方と考えることが多いです。
そのため充実した日々を過ごすことが出来ると実感しています。
仕事に慣れるまでに苦労した点や、先輩社員から受けた指導などで、思い出深いものはありますか?
現場監督という仕事柄、自分よりも年上で知識のある方々に指示を出さなければならず、またなめられてしまってもいけません。
入社当時は業者や職人と話しても何が言いたいのか、話をなかなか理解できず、あまり話したくないと思っていました。
そのとき先輩に「新入社員だから分からないことがあたりまえ。素直に分からないので教えて欲しいと言えば業者や職人も丁寧に教えてくれるよ」と言われました。
実際に業者や職人の方々は丁寧に教えてくれるため、話をすることに抵抗がなくなりました。
「これは嬉しかった!」「やりがいを感じた」というエピソードはありますか?
現在、新築住宅、リフォームの現場監督を任されています。
入社して半年が経った頃、リフォームの現場を初めて一人で任されました。工事を進めていく中で床が沈んでいたり、納まりが難しいところがあったりと、問題が非常に多かったです。
その都度先輩や上司に相談し、自分でもカタログで納まりを確認し、解決へ導いていきました。
工事が完工すると安心感と充実感が溢れてきます。お客様に満足して貰え「ありがとう」と言われると苦労して考えた甲斐があったと実感することが出来ました。
入社後、自信がついたスキルや、今後伸ばしていきたいと感じるスキルはありますか?
新しく覚えなければいけないことが非常に多いですが、知識を吸収する度に現場のことがより理解できるようになり、仕事の面白みを感じることが出来ました。
それでもまだまだ覚えることや経験していないことが多いため、多くの知識と経験を吸収し、自分のモノにしていき、仕事を楽しみたいと思います。
現在の仕事には、どんな性格の方がピッタリだと思いますか?
現場監督は毎日が一定のリズムで過ぎず、やるべきことが日々変化していく仕事です。接客もあり、一人で考えることや、相談し考えることが多く、物事を柔軟に多方面から見ていく必要があります。
そのため、達成したときの感動は大きいです。モノを一から自分や周りの意見を反映させて、よりよいものを造り上げることが大好きな方には、ぴったりの仕事だと思います。